寮母長は、「さあ、難しいことはわからないけど、1週間でおさまってよかったですよ。
これ以上続いたらどうしようかと思った。
職員から不平は出るしね。
でも、特養から追い出すわけにはいかないですよね?
ここだって地域から追い出されてきたようなもんだからね。
なんとか落ちついてほしいのよね。
これやらないで、ずっとNさんに振りまわされてたら、もっと労力使うことになったと思うのね。
『それに比べりゃ、1週間くらい大したことないでしょ?』って、他の寮母には言ってるんだけどね。
さあ、1人の老人にこうやってマンツーマンで付くのは、いまのところ2週間が限度かな。
職員の数の多いところがうらやましいわね」
さあ、多くなった職員を、こんなふうに老人のために使えるという保障はあるでしょうか。